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COLUMN

「潮間さんちの前」という愛称の沖縄そばの名店。古民家で食べる絶品そば。



「すーまぬめぇ」という沖縄そばの名店。

古民家のそのお店は、沖縄好きなら必ず一度は訪れるべき名店だ。でも一度訪れるとその美味しさに二度・三度と訪れる事になる。しかし改めて考えると「すーまぬめぇ」とは、おもしろい店名だ。もちろんいい意味で。

沖縄の方言はとても難しく、聞いても理解できないものや読めないものが多い。「すーまぬめぇ」もそのうちの一つ。

 

ほっとする古民家には縁側から店内へ。もしくは屋外の席へ。

 

場所は那覇市国場。少し路地を入ったわかりづらいところにあるこの店。住宅街の一角にある。古民家そのもので、むしろ、この場所にあるから風情があっていい。ハイビスカスやアラマンダの花も「あぁ!今、私、沖縄にいるんだ」という喜びを与えてくれる。

向かって右側が外席。こんな家に住みたい。

まずはシーサーがお出迎え。敷地内にはまず屋外の席がある。開放感たっぷりの屋外席は風通しも良く、天気のいい日は気持ちいい。このテーブルで一日中もやしのヒゲ取りもできるな。なんて思ったり。

そしてこの古民家には沖縄らしく玄関がないので、屋内の座敷席には縁側から入る。こういう沖縄らしいところが、沖縄好きの人たちの心をくすぐる。私もくすぐられた一人。昔ながらの沖縄の風景に癒されまくり。

 

縁側で靴を脱いで座敷席へ。実家に帰ってきたような安ど感。

玄関なしの家だって?驚いた方もいるだろう。本土では玄関がない家などないのだから。

今では沖縄でもなかなか見かけなくなったが、かつての沖縄の古民家は縁側が玄関を兼ねているところもあり、日中は縁側の戸を開けっ放しにしてるので、外部からの視線を遮るため、「ピンプン」という屏風状の壁を設けていた。今でも村落へ行けば、玄関がない家も多数残っている。

 

そして「すーまぬめぇ」の意味と、美味しい沖縄そば

 

潮間家の前といふ意味。

店名の「すーまぬめぇ」は、「潮間家の前」という愛称。潮間⇒すーま、の⇒ぬ、前⇒めぇ。らしい。そしてこの店の座敷の仏壇はフェイクではなく、今もリアルにご先祖様が祀られている。お盆は親戚が訪れるため店は必ずお休みになるという。

メニュー。夏季のみの冷やしそばが気になるところ。

 

そしてようやくメニュー。一番人気は「スペシャルそば(700円)」で、ソーキ(スペアリブ)と三枚肉(バラ肉)、テビチ(豚足)の3種類が入った欲張りなそば。「ゆしどうふそば(600円)」や夏季限定の「冷やしそば(700円)」なるものも気になるが、私はやっぱり沖縄そば(大:600円)に。

沖縄そばのダシが五臓六腑に染み渡る。

三枚肉とかまぼこが入ったもっともスタンダードなそば。透き通っただしは、上品な味わいのカツオだし。そして麺はもっちりとした歯ごたえのある少し細めの平麺。この麺が最上級のだしと絡み、スルスルと入っていく。いつも「小サイズにしようかな」という迷いもあるが、結局スルスル入ってしまうので、大サイズにして正解。

 

牧志公設市場の近くに、「すーまぬめぇ」市場店がオープン

那覇市松尾にオープンした「沖縄そばとおでん すーまぬめぇ 市場店」。ランチタイムにおそばの他、エビフライ定食や沖縄おでん定食もある。定食にはすべてそばが付いていて、お値段が1000円以内なのも嬉しい。その他、夜メニューにはあぐーしゃぶしゃぶのコース料理もあり。

国際通りの観光の合間に訪れるのもいいかもしれない。但し、市場店は居酒屋なので、古民家のような「沖縄らしさ」を感じる事はできないが、味は折り紙付きだ。

 

すーまぬめぇ

098-834-7428

沖縄県那覇市国場40−1

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沖縄大好きケコ
★沖縄大好きケコ★
「てぃーだかんかんブログ おきなわラブな人たちのためのブログ」やインスタグラムなどで、沖縄大好きを発信中! 2016年、泡盛マイスターの資格を取り、国際通り屋台村 「島酒と肴(しまぁとあて)」でその実力を発揮、FM那覇にて居酒屋風ラヂオ「イザラジ」のパーソナリティを務める。Sunking Leather Craft代表。福岡県出身。

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